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这条路(15)


 しかし、かえではくすくす笑って総太郎をからかってくる。

「そんなこと言っちゃってぇ、身闷えして喘いでるじゃん。このくらい强いほうが感じちゃうんじゃないのー?」

 実际に痛みも感じていて本気の诉えではあったのだが、性感もあってペニスはしっかり感じてもいたので、かえでには信じてもらえなかったようだ。

「いや、本当に痛いって……」

 ぐにぐにっ、むにっ、ぐにゅうっ!

「あうっ、あああっ!」
「そんなに背筋を后ろに反らしちゃって、めちゃくちゃ感じてるように见えるんだけど?」

 そして、そんな风に强く责められ続けていると、次第に痛みさえもが性感に感じられてくる。

「うあっ、あっ……! や、やばい……!」
「あ、なんか変な気分かも。もうセックスもしちゃった仲だけどさ、お兄ちゃんがわたしの责めでそんな风に感じてくれちゃってると、なんだか照れちゃうなあ」
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 かえではかなりの照れを感じているようだったが、総太郎も同様だった。妹との性行为は前回もしたが、あのときはなし崩し的な势いもあったのでお互いに必死で、感慨を味わう余裕はなかったのだ。
 が、今回は二度目なのでいろいろ考える心の余裕がある。かえでに责められて感じてしまっているというのは、幼い顷から互いをよく知っている上、この歳まで性的に见たことがほとんどなかっただけに、他の女子との行为に比べて耻ずかしさが段违いだった。

「でも、すっごく兴奋してきちゃった。このままわたしの太ももで射精しちゃえ、お兄ちゃんっ!」

 ぐりぐりっ、ぐりゅううっ!

 かえでの太ももに责められるまま、だんだんと射精感が高まってくるのを感じる。このまま妹にイかされてしまうのか――そのことに抵抗を感じる间もなく、総太郎はその瞬间を迎えてしまう。

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「それっ、イっちゃえっ!」

 かえではトドメとばかりに、太ももをそれまでで一番の强さで缔めつけながら上下に动かした!

 ぐにいいいぃっ!

「あ、あああっ! で、出るううぅっ!」

 びゅくっ、びゅっ、びゅるるっ!

「わっ、す、すごい……いっぱい出てる……」

 喷水のように喷き出した精液に、かえではびくりと反応する。

「うあっ、あっ……」

 腰を震わせながら、二度、三度と太ももの缔めつけによって射精する総太郎。妹に射精させられた耻ずかしさと背徳感から、かえでの顔を见ることはできなかった。
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